捨てずに美味しいスイーツに生まれ変わる!オイシックス・ラ・大地提携農家の野菜とコーヒーのマリアージュで # おいしい革命を。
食でココロをつなぐフードコミュニケーションカンパニー、株式会社ノンピ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:上形秀一郎)は、フードロス削減に貢献する新作スイーツ「チチチチーズケーキ」を、ケータリングブランドYUKIYAMESHIを手がけるノンピCSSO寺井幸也監修のもと、バレンタインシーズンに向けて2025年1月19日(日)~2025年2月4日(火)の期間限定販売します。このチーズケーキは、環境への配慮と美味しさを兼ね備えた唯一無二のデザートです。
日本における食品ロスと副産物の現状
消費者庁によると、現在日本では製造・流通・調理の過程で発生する規格外品、返品、売れ残りなどによる食品ロス(可食部分)が年間121万トンにのぼります(*1)。食品ロス削減に向けた取り組みや国民の関心は高まりつつありますが、依然として継続的な対策が求められる状況です。
さらに、日本のコーヒー消費量は2023年時点で年間約40万トンに達しており、その抽出後に発生するコーヒー粕(副産物)は、粕自体の重量とほぼ同量の水分を含むことから廃棄量は約80万トンにのぼると推定されています(*2)。これらの現状は、食材を無駄にせず有効活用する取り組みが求められていることを強く示唆しています。
(*1)食品ロス削減関係参考資料(令和5年3月24日版)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_policy/information/food_loss/efforts/assets/efforts_230324_0001.pdf
(*2)日本のコーヒー需給表(全日本コーヒー協会)chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://coffee.ajca.or.jp/pdf/data-jukyu202411.pdf
ビーツとコーヒー粕を活かすフードロスサイクルの実現
食品ロスの課題はビーツにおいても同様です。成熟しすぎや形が悪いといった理由で、十分に食べられるビーツが規格外で市場価値が下がってしまう現状があります。一方、ノンピが運営する約30拠点の社員食堂やカフェでは、毎月6万杯以上の自家焙煎コーヒーが提供されており、その過程で発生するコーヒー粕は月間1148kgにのぼります。一部は堆肥として活用(*3)されていますが、それでも十分な解決には至っていません。
(*3)コーヒー粕を活用したサスティナブル活動について:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000291.000036259.html
エシカルなスイーツ開発のプロジェクト
このような背景を受け、ノンピのCSSOである寺井幸也は、ビーツとコーヒー粕に着目しました。ビーツはオイシックス・ラ・大地の提携農家から仕入れ、一般流通では扱われにくい、規格がふぞろいのものを活用(*4)。コーヒー粕はノンピが運営する社内カフェや「ロースター本店」で使用したものを活用。こうした素材を用い、美味しいスイーツに生まれ変わらせるプロジェクトを立ち上げました。寺井幸也とノンピのプロジェクトチームは、試作を重ねた結果、オイシックス・ラ・大地との共同取り組みとして、環境への配慮と美味しさを両立させたエシカルチーズケーキを完成させました。今後も、こうした取り組みを一歩ずつ実現しながら、食材の無駄を減らし、美味しさと環境への配慮を兼ね備えた商品開発やサービス提供を進めて「#おいしい革命」を起こします。
(*)4Oisixでもふぞろいのビーツを販売しています
生まれ変わった「チチチチーズケーキ」
「チチチチーズケーキ」というユニークなネーミングには、地球(ちきゅう)・知恵(ちえ)・挑戦(ちょうせん)の「チ」という意味が込められています。
地球 – 廃棄されるはずだった食材をスイーツに生まれ変わらせることでフードロス削減に貢献し「地球」に優しく。知恵 – 素材を無駄にしない工夫とアイデアから試行錯誤を重ね、「知恵」を絞って新しい商品へ。挑戦– 廃棄食材を使うサスティナブルで新しい取り組みへの「挑戦」 |
この「チ」に込めた想いが話題を呼び、印象的で親しみやすい「エシカルで美味しいだけでなく、記憶に残る名前を」というコンセプトが評価され、ギフトとしての特別感を一層引き立てています。
■2種の「チチチチーズケーキ」
「チチチチーズケーキ」は、コーヒー粕とビーツをベースに使用したチーズケーキを2種類ご用意しました。どちらもマイルドな甘さとコーヒーのほろ苦さが絶妙に調和し、大人の味わいを楽しめるスイーツに仕上がっています。ビーツの自然な甘さがスイーツに深みを与え、意外性のある風味が特徴です。環境への配慮と美味しさを兼ね備えたこのチーズケーキは、バレンタインの贈り物にぴったりです。
▼濃厚ビーツのチーズケーキ赤い色合いが印象的な「濃厚ビーツのチーズケーキ」は、ビーツの風味とチーズの味わいが絶妙なバランスで調和しています。ビスケットにはコーヒー粕を混ぜ込み、さらに表面の模様にもコーヒー粕を使用。見た目にも楽しく、深い味わいが魅力的です。
▼ゴロっとビーツのチーズケーキ 「ゴロっとビーツのチーズケーキ」は、角切りにしたビーツを散りばめています。ビーツの鮮やかな色合いがチーズケーキににじみ出し、YUKIYAMESHIらしい美しさを演出。さらに、ビーツの食感がアクセントとなり、味覚だけでなく食感も楽しめます。 |